布施さんの歌の中でも大好きな歌です
何度聴いても切なくて切なくて胸が痛くなってしまうほど
でも、突っ込みますよ
「つくり話さえ二人で信じるなら素敵な話だった
君の昔が この愛に邪魔なら うそつきのままでいればよかったのに」
そうなんですよ、知らなくていいことはたくさんあります
親子だって友人だってましてや男と女には
なんて大人の愛なんでしょう
YouTubeで聴くたびに、うんうんと胸が締め付けられる思い
「一度だって この僕が 君を責めたりしたことがあるかい
皆、かくしてる 秘密のひとつぐらい」
うんうんそれなのになぜ出ていく?
ん?待って、そこなんですよ、突っ込みたいのは
いやそれは責めないあなたが悪い!
ていうかその時点で責めてるやん(´;ω;`)ウッ…
責めたりしたことがあるかい?
これって言われると応えますよね
それを言われるぐらいならいっそ
責められたいんです、時と場合によっては
男と女なんですから
嫉妬もしてほしい、少し責めてもほしい
それだけ私の過去や嘘が気になるのに気づかないそぶりって
これって、逃げてるわけですものね
そのうそが表面に出ることを恐れているのは彼のほう
いづれ破綻してくると思いません?
秘密でなく“嘘”というのも気になります
この歌詞の世界の男と女って
心がひりひりして暮らしているような
そんな気がするのです
愛しているのに二人でいるがゆえに心がひりひりする
二人でいるがゆえの孤独
まあ、出ていきたくなります(私でも
そして、寂しいけれどどことなくホッとした男が
毎朝、君と食べたマーマレード
毎朝、マーマレードを食べるたびに
君の思い出と遊ぶ
重すぎる愛、というのもありますから
ま、それはそれで思い出と遊ぶ恋もいいものです
と、恋愛講義💦
歌詞の中に
「朝はマーマレード 君の唇に少し
指をのばして それをふいた」
ファンの多くはマーマレードを食べるたびに
自分の口元に手を伸ばして拭くしぐさをすると思います
私してますから( ´∀` )
こうしてツッコミ入れましたがほんとにこの歌
とてもいいんです。
恋していた時の気持ちがよみがえってきます
そしてこの動画の彼がとても色っぽいこと
なぜこの時代に彼のファンになっていなかったのかと
いつも後悔させる素敵な動画です
(YouTubeのリンクが張れませんでした)
この対極にある歌は「カルチェラタンの雪」だと思っています。
それは次回に
門谷さんの作詞って秀逸ですよね。
男と女の(人間の)機微を見事にとらえています
マーマレードの朝 作詞門谷憲二
ある日 そっと めざめればそこにひとつの朝があるように
憎むことなく ののしることもなく ボクからはなれていきたかったのか
めぐりあったあの頃は 君の吐息がそばにあるだけで
つくり話さえ二人で信じるなら すてきな話だった
君の昔が この愛にじゃまなら うそつきのままでいればよかったのに
朝はマーマレード パンとむきたてのリンゴ
たてかけてある 白い手紙
かなしいことさ 最後まで君の思い出と遊ぶなんて
一度だってこのボクが 君を責めたりした事があるかい
皆、かくしてる ひみつのひとつぐらい
子供のように笑いながら 帰っておいでよ
いつまでも待っている コーヒーの香り 部屋にただよわせて
朝はマーマレード きみのくちびるに少し
指をのばして それをふいた
かなしいことさ めざめては 君の思い出と遊ぶなんて
朝はマーマレード