お煮しめとぼた餅
お盆の定番、お煮しめとぼた餅を作りました
お煮しめは下準備、火加減と何かと手がかかります
ごぼうの下ゆでをしようとしたら何やら侵入者が⁈
なんとワインのコルクが入り込んでいました
浮いているからわかったようなものを・・
そして、下ゆで済んで味をつけようとしたところどこからとなく
一個のごぼう
一個だけ下茹で。ゴボウさんどこに隠れてたの?
亡き母に教えてもらったのは
お煮しめにはザラメ!
普通のお砂糖では変な甘さが残る
ザラメはあまり甘さを感じないのにしっかり味が染みます
火を止めて味が染みたころあいでザルに上げ
盛り付けた時に煮汁がでてこないように煮汁を切ります
その合間にぼた餅用のご飯を炊きます
晒し餡をつくりご飯を形作ったものに餡をかけると綺麗なぼた餅ができます
晒し餡の素はAコープ(全農)のものが美味しい
ごはんの炊きあがりと晒し餡が程よく固まるころあいを
図りながらの作業です
柔らかすぎず固からず、ご飯にかけた時に餡が五ミリほどの厚さになる案配
この案配がなかなかむつかしい
姑の教えてくれた晒し餡の作り方、
母の教えてくれたお煮しめの味付け
もう一つの盆料理”かいのこ汁”
今年から娘が作ってくれるようになりました
おせちもどんどん手抜きになっていくなか
こうして伝承されるものは大切にしていきたいですね
お煮しめは年を取らないと美味しくできないと言われています
確かに!
十分に年取ったのにいまだに母や姑の味付けに及ばない
by tokinoyakata
| 2022-08-16 23:59
| きままなつぶやき