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螺旋の上のカタツムリ

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この世のあることないこと、自由気ままに

パンドラの箱


パソコンが壊れてしまい、長いこと更新できずに申し訳ございませんでした。
このブログは思い入れが強いものなので、ざっとした気持ちではかけないこともありまして
大変なご無沙汰でした。
毎日訪問してくださいました方々、お詫びと感謝です。

さて、今朝、ギリシャ神話の話題になりパンドラについて少し調べてみました。

パンドラは神々の王ゼウスがある企てのために
神々に命じて造らせた人間界初の女性です。
まあ、企てのもとに造られた女性ですので神々から
「男を狂わす魅力や、うそつきやずるさ」などを
たっぷり入れ込まれて人間界に贈られたのです。
パンとはすべて、ドラは贈り物という意味で、
すべての贈り物なんて冷静に考えれば怖いですよね(;一_一)

それで開けてはならぬとされていた甕をパンドラは開けてしまう・・
一般的には箱となっていますが、本来は甕のようです。
皆様ご存知のように、この甕にはありとあらゆる
この世の災いが閉じ込められていました。
ふたが開いたことで災いたちは喜んで甕の中から飛び出していったわけですが、
あわててパンドラがふたを閉じたことで”希望”だけが甕の中に残りました。
そのおかげで、どのような災いに絶えず苦しめられながらも
人の内部は「希望」にはげまされ、慰められて絶望せずに
人生を何とか生きとおすことが出来るようになったわけです。
(参考文献:面白いほどよくわかるギリシャ神話)

いろいろな苦労をなさった方はこの話を読まれると涙が出てくるのではないでしょうか・・
内部にあるんですよね、消せない「希望」が。
厳しい状況の時ほど、嘆きの淵にありながらふつふつと沸騰している「なにか」が。
あれは「希望」だったんですね、
「希望」まで外に飛び出さずによかったと朝からほっとした次第です(^-^)


旧約聖書でも、イブがパンドラの箱を開けたようなものですよね・・
女性ってなんと魅力的なんでしょう♡
これらにまつわる面白い感想は又の機会に書きますね。
神話は東西かかわらず面白いです。
神々に翻弄される人間はたまったものではないですが(^u^)

パンドラの箱_f0253169_1214199.jpg



同じ記事を「さくらひらひら」のブログにも掲載しております(ーー;)。















by tokinoyakata | 2015-07-30 12:05 | きままなつぶやき

by ウズメ