「ガイア」推考
世の中で思われているガイアのイメージとギリシャ神話のガイアの違いについて
一般的にはヒーリングサロンやオーガニック関連などでは
「命を生み出す豊穣で寛容」と平和的に使われていることが多い・・・
生産的で牧歌的、平和的で緑豊かな大地で命が生き生きと躍動しているというような
感覚であれば、それは、アフロディテの管轄であり、星座で言えば牡牛座
牡牛座は金星(アフロディテ)が守護星
「大地」そのものでいくならばやはり「ガイア」
「大地」とは樹木や草花が育つばかりでなく様々なものを孕んでいるし受け入れる
地割れもする、凍てつく大地、熱射の砂漠、汚泥も流れてくれば、溶岩も流れてくる
「ガイア」はそれらを全部受け入れる。それこそが大地の宿命
ともに生まれたのが「地獄の闇タルタロス」と「愛の神エロス」
決していいことばかりではない世界の過酷さを受け入れていけば
ときに「地獄の闇」も顔をもたげる
ひがむな、恨むなというにはそれこそ過酷な時だってある
だから、神と言えども夫ウラノスが醜いという理由で子供を
再びわが腹に戻し地底にとじこめてしまえば恨みたくもなる
憎しみ(闇)だけでは生きていけないから最初に「愛」も誕生していて
相反する者たちを「愛」で結びつけていく
神話はそういう哀しくてたくましい性(さが)を知っていた
私たち人間だって「大地」と同じで、例えば、日本という地に生まれたことは変えようがない
エジプトに生まれたならその地の文化風土で生きていかなければならない
洪水が来て豊かな土壌を運んでくるように、私たちに都合の悪いものは結果として
恵みをもたらすことも多い。
「ガイア」は動かぬところで、日々の変化を受け入れていく
その積み重ねは強靭な精神を作っていく
数秘術で言えば「8」。
「8」は土星が守護星で積み重ね、忍耐、強靭な魂を意味する
そして、タロットカードの8番の大アルカナは「正義」
天秤と刀を持った女神が描かれる
この女神は「地母神」「ガイア」の象徴とされる
自分の経験から得た強い意思でこれこそが我が(正義)と
真剣に考えたのなら宇宙が力を貸す、というもの
孤独と道連れである、世間一般の正義と違うから
「ガイア」にはそういう厳しい強さがある
俗的に言えば、酸いも甘いもかみしめたから、大地に美しい花々を咲かせ
動物たちを養い、木々を育てることができる。
私たち人間も同じ・・
自分の生まれた環境は動かせない
その場なりの生き方があるはず、もちろん、いい天気の時ばかりではない
でも、自然にとってはいい天気ばかりということは異常なことであり
人間が思考があったばかりに、
人間にとって都合の悪いことを不幸や災難と嘆んできた
動物たちは「ガイア」と同じ、何事も受け入れて生きる
精神世界の人たちがいうように
「起きるべきことが起きただけ」ととらえることができれば
人間も割と簡単に生を謳歌できるかもしれない・・・
言うは易いけれど、なかなか難しいことではありますが
神々もヒステリックや、短気を出したり恨んだり、と
なかなかにぎやかに私たちにお手本を示してくれているようなので
神々の経験をわが身にあてて、少しでも楽しく生きれるようになりたいもの
などと「ガイア」から推考した次第(^_^.)

一般的にはヒーリングサロンやオーガニック関連などでは
「命を生み出す豊穣で寛容」と平和的に使われていることが多い・・・
生産的で牧歌的、平和的で緑豊かな大地で命が生き生きと躍動しているというような
感覚であれば、それは、アフロディテの管轄であり、星座で言えば牡牛座
牡牛座は金星(アフロディテ)が守護星
「大地」そのものでいくならばやはり「ガイア」
「大地」とは樹木や草花が育つばかりでなく様々なものを孕んでいるし受け入れる
地割れもする、凍てつく大地、熱射の砂漠、汚泥も流れてくれば、溶岩も流れてくる
「ガイア」はそれらを全部受け入れる。それこそが大地の宿命
ともに生まれたのが「地獄の闇タルタロス」と「愛の神エロス」
決していいことばかりではない世界の過酷さを受け入れていけば
ときに「地獄の闇」も顔をもたげる
ひがむな、恨むなというにはそれこそ過酷な時だってある
だから、神と言えども夫ウラノスが醜いという理由で子供を
再びわが腹に戻し地底にとじこめてしまえば恨みたくもなる
憎しみ(闇)だけでは生きていけないから最初に「愛」も誕生していて
相反する者たちを「愛」で結びつけていく
神話はそういう哀しくてたくましい性(さが)を知っていた
私たち人間だって「大地」と同じで、例えば、日本という地に生まれたことは変えようがない
エジプトに生まれたならその地の文化風土で生きていかなければならない
洪水が来て豊かな土壌を運んでくるように、私たちに都合の悪いものは結果として
恵みをもたらすことも多い。
「ガイア」は動かぬところで、日々の変化を受け入れていく
その積み重ねは強靭な精神を作っていく
数秘術で言えば「8」。
「8」は土星が守護星で積み重ね、忍耐、強靭な魂を意味する
そして、タロットカードの8番の大アルカナは「正義」
天秤と刀を持った女神が描かれる
この女神は「地母神」「ガイア」の象徴とされる
自分の経験から得た強い意思でこれこそが我が(正義)と
真剣に考えたのなら宇宙が力を貸す、というもの
孤独と道連れである、世間一般の正義と違うから
「ガイア」にはそういう厳しい強さがある
俗的に言えば、酸いも甘いもかみしめたから、大地に美しい花々を咲かせ
動物たちを養い、木々を育てることができる。
私たち人間も同じ・・
自分の生まれた環境は動かせない
その場なりの生き方があるはず、もちろん、いい天気の時ばかりではない
でも、自然にとってはいい天気ばかりということは異常なことであり
人間が思考があったばかりに、
人間にとって都合の悪いことを不幸や災難と嘆んできた
動物たちは「ガイア」と同じ、何事も受け入れて生きる
精神世界の人たちがいうように
「起きるべきことが起きただけ」ととらえることができれば
人間も割と簡単に生を謳歌できるかもしれない・・・
言うは易いけれど、なかなか難しいことではありますが
神々もヒステリックや、短気を出したり恨んだり、と
なかなかにぎやかに私たちにお手本を示してくれているようなので
神々の経験をわが身にあてて、少しでも楽しく生きれるようになりたいもの
などと「ガイア」から推考した次第(^_^.)

by tokinoyakata
| 2013-06-26 00:27
| ギリシャ神話と占い